ある部屋に100人集められている. 別の部屋に100個のロッカーがあり, それぞれのロッカーには100人のうち1人の名前が書かれた紙が入れてある. 違うロッカーには違う名前の紙が入っている.
順番を決め, 1人がロッカーの部屋に入り, 50個のロッカーを開ける. その中に自分の名前があれば、ロッカーを元の状態に戻し, 次の人がロッカー部屋に入り, 50個のロッカーを開ける. これを繰り返し, 100人が皆自分の名前を見つけられたらゲームは成功. 1人でも名前が見つけられなければゲームは失敗である.
100人はゲームを始める前に議論し戦略を決めることができる. ただしゲームが始まったらお互いに話すこと・情報を伝えることはできない. このゲームにおいて, 30\%以上の確率で成功する戦略を考えよ.
この問題は100人の囚人問題と呼ばれている. 調べてみるとwikipediaにページがあった. Ted Education チャンネルのCan you solve the prisoner boxes riddle?の動画にも答えがある.
私も答えられなかったし, 線形代数学の試験で”おまけ問題”として出したが, 誰も答えられなかった. (ちなみに, 試験前に「今回のおまけ問題は私もわからなかった問題を出します」と言ったら, 学生は笑っていた. )